生きて腸まで届く乳酸菌、シロタ株の秘密

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医学博士である代田稔氏(1899~1982)によって発見された乳酸菌シロタ株(L.カゼイ YIT 9029)。

予防医学という観点から、腸内フローラを良好にして、善玉菌を増やすことができる大変体に良い乳酸菌です。

多くの乳酸菌は、人間の胃や膵臓から分泌される胃液やすい液などの消化液の影響で、生きたまま腸まで届きにくい性質があります。

一般の乳酸菌とは違い、人間の消化液にも負けない乳酸菌シロタ株のその驚異の生命力と特性、人間の健康にどのように役立っているかということをについて、くわしくご紹介します。

乳酸菌シロタ株の、大きな健康効果を学びましょう。

腸内フローラとは何?腸内細菌が万病を解決する鍵になる?!

シロタ株発見について

医学博士の代田稔氏は、既存の考え方である、病気になってからの治療に重点を置いている医療を離れて、予防医学の大切さや重要性に一早くから着目していました。

病気にかからないようにするにはどうすれば良いのか?たどり着いたのが人間の体がもともと持つ免疫機能に重点を置いた研究です。

その研究の結果、1930年には、人間の消化液である胃液やすい液などにも負けずに、生きた状態のまま腸まで到達できる乳酸菌を発見します。

発見した乳酸菌をさらに強化、培養に成功

代田氏は発見した乳酸菌を、強酸性の液の中で培養することで、さらに酸への耐性をつけ、消化液にも負けない強さを身に着けた乳酸菌に成長させました。

またその乳酸菌には、腸内環境を悪化させる菌を抑制する力があることを発見。

さらに、悪玉菌に対するパワーをアップさせた乳酸菌を培養することに成功しました。

代田氏が長い年月をかけて鍛え、育てたその乳酸菌が、のちに「乳酸菌シロタ株」となるラクトバチルスカゼイシロタ株への元となるのです。

乳酸菌シロタ株がもたらす健康効果

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乳酸菌シロタ株は、先に述べた代田氏の丹精の成果で、酸性の消化液に非常に強く、菌が生きたまま腸にまで到達できます。

予防医学という観点からも、免疫機能を担う腸内細菌軍の腸内フローラを良好にし、善玉菌を増やすことができる、たいへん体に良い乳酸菌です。

腸内環境と腸内フローラ

腸の中には体に良い働きをする善玉菌、悪い働きをする悪玉菌、どちらにも属さず、そのとき優勢な細菌の側につく日和見菌があります。

それらの細菌のバランスが、目で見ると花畑のような状態なので、「腸内フローラ」と呼ばれています。

この腸内フローラは、善玉菌の優勢な状態だと悪玉菌の増殖を抑え、日和見菌も善玉菌の働きをするので、おなかの調子が整うのです。

このことでわかるように、腸内の細菌バランスは常に善玉菌が優勢な良い状態にしておくことが大切です。

善玉菌を増やす方法とは?腸内環境を改善する乳酸菌の効果

免疫機能

免疫力とは、数多くの免疫細胞の働きによって、細菌やウイルスに感染などから、体を守る働きを言います。その中でもいち早く攻撃を開始する先鋒役がNK(ナチュラルキラー)細胞です。

NK細胞が活発な状態なら、ウイルスや細菌に感染した細胞を見つけ出し攻撃することで、常に体を守ってくれます。

ちなみに免疫機能にはその他にも、異物の侵入を知らせるマクロファージとヘルパーT細胞、その知らせをうけて異物への攻撃を始めるキラーT細胞があり、細菌などの強さによって援軍として出てくる好酸球、B細胞など、それぞれの役割で、チーム戦のように働いているのです。

また、アレルギーに関しても免疫機能は大きく関与しています

免疫機能が乱れて、本当は体に害のないものにまで間違って攻撃してしまい、体に悪影響が出るのがアレルギーです。

このように、正しく働かなければ人間の体に不都合が起きてしまう免疫細胞が、活発に規則正しく働くためには、腸内の環境が良好である必要があります。

ビフィズス菌と乳酸菌シロタ株の違い

腸内環境を良好にし、働きを良くする乳酸菌ですが、ここで種類の違いについて知っておきましょう。

乳酸菌とビフィズス菌の違いとは何なのでしょうか?

ビフィズス菌は善玉菌の代表と言って良い菌で、善玉菌の99.9パーセントがビフィズス菌と言われています。

ということは、残りの0.1パーセントがその他の乳酸菌ということになり、シロタ株もこの0.1パーセントに含まれます。

乳酸菌シロタ株の効果

良い菌は増やし、悪い菌は減らす

善玉菌の中の0.1パーセントしかない乳酸菌。

その中でも乳酸菌シロタ株は、腸内に存在しているビフィズス菌を増加させるという働きが確認されています。

ビフィズス菌は善玉菌の一つで、腸にはなくてはならない菌の一つです。

人の健康に大きく貢献するビフィズス菌とは?

そのビフィズス菌を、乳酸菌シロタ株を摂取すると大量に増やすことができるのです。

腸の働きへの有効性について

私たち人間の腸の働きは、腸内に存在している菌が決めているといっても過言ではありません。

腸内の菌の状態が善玉菌優勢になると、腸の働きが良くなり、全身の健康も良好に保たれます。

しかし、逆に、悪玉菌が優勢になると、腸の働きが鈍くなって消化吸収、排泄に支障をきたすだけでなく、悪玉菌が出す有害物質によって体全体の健康も危ぶまれるようになってしまうのです。

乳酸菌シロタ株には、大腸菌や腸内の有害物質など、体に害をもたらす悪玉菌を減少させる働きがあります。

乳酸菌サプリがガン予防になるって本当?!

特に発がん性物質を減少させる効果は非常に注目されています。

つまり乳酸菌シロタ株を摂取することで、腸内環境が良くなり免疫機能のNK細胞が活発に働くことによって、腸内の発がん促進物質を減らすことができるので、がんの発症を抑える効果があることが分かっています。

また、免疫機能の乱れから起こる、アレルギー症状の緩和にも効果があり、花粉症、アトピー、気管支喘息、食物アレルギーを緩和することも明らかになっています。

腸内環境を整える方法、それは乳酸菌の摂取

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そこで、腸内環境を整え、善玉菌を増やすということが大切になりますが、その最も有効な方法が乳酸菌を普段から摂取することにあります。

特に乳酸菌の中でも選びたいのが、シロタ株のように生きたまま腸に届き、腸でしっかりと活動することができる乳酸菌です。

毎日定期的に摂取するためには、乳酸菌サプリのようなものが便利ですが、乳酸菌入りサプリを選ぶ際には、シロタ株のように生きたまま腸に届くことができる、消化液などに強い乳酸菌を選ぶようにしましょう。

全身の健康や健康寿命をのばすには、まず乳酸菌で腸内の状態を常に良好にし、悪玉菌や発がん性物質に負けない菌を増やしておくことです。

乳酸菌シロタ株を摂取することは、その対策として最も手軽に、今すぐにでもできる方法ですので、ぜひ腸内環境のために始めてみましょう。

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